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歯と健康のお話し3talk about teeth and health

115 歯を抜かない矯正歯科治療

歯を抜かない矯正歯科治療

私の母校である神奈川歯科大学の矯正研修コースでは、
下あごの位置は歯のかみ合わせによって移動することが多いという、基本的な考えのもとに矯正を勉強します。
矯正治療は、ガタガタの歯をストレートにするのだけではなく、かみ合わせも十分に考慮して行う必要があるのです。
そのような環境で勉強をさせて頂いたことと、顎関節を含めた不正咬合の診断をする経験を積んだことがきっかけで、かみ合わせにこだわった矯正治療を行うようになりました。

かみ合わせが大切な理由
なぜ、矯正の際にかみ合わせを考える必要があるのでしょうか?
矯正には「後戻り」という大きな問題がありますが、この後戻りの原因の一つとしてかみ合わせが考えられます。
かみ合わせが安定していないことが原因で、せっかく綺麗に並べた歯が動いてしまうことがあるのです。
不安定なかみ合わせは、咬耗(歯が削れてしまう状態)や、顎の痛み(いわゆる「顎関節症」)の原因のひとつです。

抜かない矯正のメリットは?
非抜歯のほうが咀嚼効率が良い
非抜歯で矯正を行うことができれば当然、咀嚼能率(ものを噛み砕く能力)も高くなります。

矯正治療期間が短い
動的治療期間はだいたい、1〜1.5年です。ケースによっては4ヶ月、6ヶ月の場合もあります。

抜歯しなくても治療できる
以前は歯のガタガタを矯正する際には必ずといってよいほど小臼歯の抜歯をしていましたが、
現在では不正咬合の考え方とテクニック次第で、多くのケースで抜歯をせずに矯正をすることが可能です。

非抜歯治療をすると前歯が出っ歯になってしまうと考えられがちですが、そんなことはありません。
不正咬合の考え方と、テクニックの問題です。
ただし、非抜歯治療というのは12歳臼歯までの歯を抜かないということです。
通常、非抜歯治療では、親知らずは抜歯することも多いです。

私が提供したいものは "健康" です。
歯がグラグラになる原因は、「年のせい」とか「歯周病」だと説明されることが多いですが、
不正なかみ合わせも歯がグラグラになる大きな原因の一つです。
当院に来院される患者さんで、頭痛ために何年にも渡っていろいろな診療科にかかり、偏頭痛と診断されてあきらめていたり、やっと歯医者にたどり着いたという方も多数おられます。

その全てが歯が原因ではないにしても、正しいかみ合わせを作ることができていれば、悩みの多くは解決できていたのかもしれません。

これから矯正治療を考えられている方、今現在かみ合わせでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談下さい。

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