鼻呼吸がなぜ大事なのか
呼吸
先日、「口テープ」の記事を投稿しました。
なぜ、口呼吸ではなく鼻呼吸が大事なのでしょうか。
鼻は、天然の加湿器であり、空気清浄機であると言われます。
息を吸うとき、鼻では空気中のチリやホコリ、雑菌やウィルスなどを濾過できます。フィルター機能と言えるでしょう。
それらの濾過されたものは、自然に排出できる機能が、ほんらいヒトには備わっています。
また、鼻を通じて空気を吸うと、鼻を通じて、加温・加湿ができます。
口で呼吸していると、このような機能がはたらかず、チリやホコリ、雑菌やウィルスなどがダイレクトにのどに達してしまいます。
冬の寒く乾燥した環境では、冷たく乾いた空気が、これもダイレクトにのどに達してしまいます。
のどには、俗に扁桃腺と言われる、咽頭リンパという組織があります。
これは外界と体内との境界で、外部の様々なものから身体を守る、最前線を担う組織です。
ここに負担がかかりすぎると、たとえば風邪をひきやすいとか、アレルギーを発症しやすいとか、様々な症状が生じやすくなります。
やはり口呼吸は防いでいきたいですね。
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